鋼の錬金術師ウィキ
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  • 読み
    ほーえんはいむ/ねたばれ
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    ネタバレ

説明[]

  • 多数の魂を身の内に持ち、命のストックは有限ではあるものの、ほぼ不老不死に近い存在。数百年を生きている。
  • 彼の血によって「フラスコの中の小人」が生まれており、フラスコの中の小人の父とも言える。
  • フラスコの中の小人が生み出した七つの大罪の名を冠するホムンクルスらの叔父であるとも言える。
  • 息子たちと違い、涙もろい。家族四人で映った唯一の写真の中でも、泣き顔を見せていた。

経歴[]

クセルクセス時代[]
  • 古代に滅びた国家「クセルクセス」の国民だった。金髪金眼はクセルクセス人の特徴。
  • 奴隷階級で、自由も権利も名前も与えられず奴隷23号と呼ばれていた。
    • 窓に柵のついた部屋での清掃を任される、汚れた薄い生地の服を着ている、主の研究のために血を大量に抜かれる、といった描写から、待遇は良くなかったと思われる。
  • 仕えていた主人は錬金術師。彼によって抜かれた血から「フラスコの中の小人」が誕生する。
  • フラスコの中の小人によって「ヴァン・ホーエンハイム」という名を与えられた。以降も様々な知識を与えられる。
    • フラスコの中の小人とは、血の上では親、知育の面では子のような、親子関係にも似た奇妙な絆を築いた。
  • フラスコの中の小人によって知識を与えられ、錬金術師としての才能を開花し、奴隷階級から脱した。
    • 国王に仕えるほどの立場になったので、相当な大出世。だが相変わらず奴隷時代の主人を敬う気持ちもあった。
  • フラスコの中の小人が企てた「国土錬成陣」によってクセルクセス国民の魂が奪われた際、国民の半分のおよそ五十万人の魂を植え付けられ、不老不死化した。
以降[]
  • クセルクセスが滅びた後、砂漠を渡ってシンへ行った。
    • フラスコの中の小人と向き合わずにシンへと渡った事を本人は「怖くて逃げた」と語っている。
    • シンへと渡るころから、自身の中の賢者の石にされたクセルクセス人の魂と対話を行っていた。
  • シンでは、クセルクセスに伝わる錬金術とシンに古来から伝わる術をミックスした「錬丹術」を発明した。
    • 現代のシンにおいては、錬丹術を発明したホーエンハイムのことは真偽のあやふやな伝説化しており「西の賢者」と呼ばれている。
      • 「西の賢者」であるホーエンハイムが不老不死で金髪金眼であった事から、シンでは「完全なる人」を「金人」と呼ぶ。
  • 各地を放浪した後にリゼンブールでピナコトリシャと出会う。二人には体のことを教えていた。
    • ピナコとは酒飲み友達だった。
    • 原作ではトリシャと出会った当初の描写はないが、アニメ新作の回想を見るに、当時のトリシャはまだ女児とも言えるほど幼かった様子。
  • ホーエンハイムの方からトリシャにぞっこんになり、ピナコからの後押しもあってトリシャと結ばれた。
    • ホーエンハイムは戸籍を持たないためか、籍は入れていない。
    • 同棲を始めた当初は、トリシャは16歳だった。
    • PSPゲームの『約束の日へ』によれば、ピナコは夫との結婚を迷っていた時にホーエンハイムに背中を押してもらった経験があり、その恩返しのような面もあってホーエンハイムとトリシャの仲を支えていた。
  • トリシャとの間にエドワードアルフォンスの二子をもうけるが、化け物がうつりそうだからと普通の父親のように触れる事ができなかった。
  • 成長する子供達を見ているうちに、不変の自分の体を厭うようになり、トリシャや子供達と共に老いて死にたいと願うようになった。
    • 体の中にいるクセルクセスの人々の魂を解放してあげたいという思いもあった。
  • 普通の人間になる方法を探すうちに、フラスコの中の小人がアメストリスでも「国土錬成陣」を行おうとしている事に気づき、彼の野望を阻止するために家を出た。
    • 旅立つ前に自宅近くにあったブランコの修理をする。しかし慣れない作業だったせいか、修理後に登った木から落ちてしまう。
  • 永い旅の途中、久々にリゼンブールに戻るが、自宅は焼失してしまっておりピナコの自宅を訪れる。
    • その姿は、旅立ったあの頃と全然変わっていなかった。
  • トリシャの墓参りに向かった際に、エドと再会。
    • 息子達の「'前へ進むため」と決めた自宅を焼き払った行動を「行いを隠すため」だと評するが、親としてちゃんと叱ることができなかった。
  • その夜、ピナコと酒をかわしていた際、エドに間接的に「人体練成で出来たものは本当にトリシャだったのか?」というヒントを与える。
    • 翌朝「善からぬことが起こるから逃げろ」とピナコに忠告をし、どこかへ旅立つ。
    • 永い旅の目的は、各地に自身の中にあるクセルクセス人を地に刻むため。
  • 地に刻み終えるが、彷徨っている内にリオールで行き倒れる。
    • ロゼの食事で生き返り、レト教教会跡の地下に案内してもらう。
    • 案内された地下には毒の沼があったが賢者の石の力で難なくくぐり抜け、スロウスが掘った地下道に向かう。
    • そこでプライドに遭遇。「セントラルで踏ん反り返って待っていろ」と宣戦布告する。
  • その後リオールに留まり、世話になったロゼに対するお礼に復興の手伝いをする。
    • その時にアルフォンスと再会。しかし「俺の鎧コレクション」とボケをかます。
    • 一緒に手伝ってもらいながら、自身の身体のことと「約束の日」について話す。
  • 約束の日前日、セントラル郊外のカラマというスラムでエドワードと再会。自身の身体や約束の日について全てを話す。
    • その際エドワードの口からトリシャの遺言を聞き、涙する。
  • カラマでのプライドとの戦闘では、アルフォンスの提案で、アルフォンスを囮にプライドを閉じ込める。
    • その練成速度はエドですら、「早い!」と言わしめたほど。
  • 約束の日当日、エドワード達と共に第三研究所からセントラル地下に潜入。
  • お父さまとの戦闘では、賢者の石の中のクセルクセス人と共に圧倒するが、真の姿となったフラスコに立ち向かうことが出来ず捕まってしまう。
  • 日蝕により神の力(?)を手に入れたお父さまの攻撃で圧倒されてしまうが、各地にばら撒いた賢者の石と日蝕で出来た影を利用して新たな国土練成陣を発動。お父様の中のアメストリス人の魂を開放する。
    • 開放したことで、神の力(?)を抑えることが出来なくなったお父さまの攻撃を防ぎきるが、賢者の石の力がなくなり満身創痍になる。
  • 約束の日終結し、真理の扉から還ってきたエルリック兄弟を見届けた後にリゼンブールへ帰郷。トリシャの墓前で笑みを浮かべながら息絶えているところをピナコによって発見される。
    • その後トリシャの墓の隣に墓が建てられ、遺体は埋葬される。
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